色移りしてしまった後の落とし方|酸素系漂白剤のつけおき手順とNG素材

※ サイズ情報・着用レビューは個人の感想です。購入前に必ず公式サイトをご確認ください。
色移りしてしまったら、色柄物には酸素系漂白剤、白物には塩素系漂白剤を使います。酸素系漂白剤は50℃前後のお湯に溶かし、10分〜2時間つけおきしてからすすぎます。長くつけすぎると生地が傷むので2時間以内が目安です。ただし、粉末の酸素系漂白剤はウール・シルクには使えません。
📋 この記事でわかること
- 色移りに気づいたら、まず何をすればいいか
- 色柄物の色移りを落とす手順(酸素系漂白剤)
- 白い服の色移りを落とす手順(塩素系漂白剤)
- ウール・シルクなど、漂白剤が使えない素材
- 乾いてしまった後の色移りはどうなるか
読了目安: 約5分
色移りに気づいたら、洗濯機を止めてください
結論: 色移りは、生地が乾く前のほうが対処しやすいとされています。洗濯中に気づいたら、乾燥機にかける前に対処してください。
黒いワンピースと白いレースブラウスを一緒に洗ってしまい、レースがうっすらピンクや黒っぽく染まっていた——地雷系・量産型・ロリータの服は白×黒、白×ピンクの組み合わせが多く、色移り自体は珍しいトラブルではありません。
色が移った染料は、時間が経つほど繊維に定着していくと考えられています。洗濯中や、脱水後まだ湿っている段階で気づいたなら、乾燥させる前に次の手順を試してください。すでに乾燥まで終わっている場合の考え方は、記事の後半にまとめています。
色移りそのものを予防する方法(裏返し・冷水・お酢・単独洗い)は地雷系・量産型・ロリータ服の洗濯方法にまとめています。この記事では、すでに色移りしてしまった後の対処だけを扱います。
色柄物の色移りを落とす——酸素系漂白剤のつけおき
結論: 色柄物には酸素系漂白剤を使います。50℃前後のお湯に規定量を溶かし、10分〜2時間つけおきしてから、優しく絞ってすすぎます。
色柄物に使える漂白剤は、酸素系漂白剤です。ライオンケミカルの解説によると、手順は次のとおりです。
Step 1: 50℃前後のお湯を用意する
洗面器に50℃前後のお湯を入れます。お湯の温度が高いほど酸素系漂白剤の働きが活発になります。
Step 2: 規定量を溶かす
製品パッケージに記載された規定量の酸素系漂白剤を、お湯にしっかりと溶かします。
Step 3: 10分〜2時間つけおきする
衣類を浸し、10分〜2時間つけおきします。時間は商品の使用方法に合わせて調整してください。長時間つけすぎると生地を傷めるため、2時間を超えないようにしてください。
Step 4: 優しく絞ってすすぐ
つけおき後は、繊維を傷めないように優しく絞ってから、すすぎます。
花王の解説でも、酸素系漂白剤は「染料を脱色せずにシミ汚れやくすみ、ニオイをスッキリ落とす」タイプで、色落ちを気にせず白物にも色柄物にも使えるとされています。
注意: つけおき時間の目安は2時間以内です。「濃い色移りだから長く漬けよう」と時間を延ばすと、生地そのものが傷む可能性があります。
白い服の色移りを落とす——塩素系漂白剤という選択肢
結論: 真っ白に仕上げたい場合は塩素系漂白剤を使う方法もあります。ただし色柄部分には使えないため、完全な白無地の服だけに限定してください。
花王によると、塩素系漂白剤を使用すると白物の衣類を真っ白に仕上げられるとされています。洗い桶に水またはぬるま湯を張り、衣料用漂白剤を規定量溶かして30分つけおきし、その後水ですすぐか、いつも通り洗濯します。
ただし、塩素系漂白剤は色柄部分の色まで抜いてしまいます。白レースのトリムが付いた服など、一部にでも色や柄がある場合は使えません。真っ白なパーツ単体(付け襟やソックスなど)でなければ、まず酸素系漂白剤を試すほうが安全です。
使えない素材——ウール・シルクは対象外
結論: 粉末の酸素系漂白剤は、ウール・シルクには使えません。つけおきを始める前に、必ず洗濯表示を確認してください。
地雷系・ロリータの服にはウールのコートやカーディガン、シルク混のブラウスも使われます。ライオンケミカルは「ウール、ウール混紡製には使用不可」と明記しており、花王も「粉末の酸素系漂白剤は、毛・絹には使用できない」としています。
| 素材 | 粉末酸素系漂白剤 |
|---|---|
| 綿・ポリエステル・ナイロンなど | 使用できる(洗濯表示要確認) |
| ウール・ウール混紡 | 使用不可 |
| シルク(絹) | 使用不可 |
ウール・シルクの服が色移りしてしまった場合、自宅での漂白は避け、宅配クリーニング6社比較を参考にプロに相談することをおすすめします。ニット自体の洗い方はニット・カーディガンの洗い方にまとめています。
補足: 液体タイプの酸素系漂白剤はウールに使えるものもありますが、製品によって対応素材が異なります。使う前に必ずパッケージの表示を確認してください。
乾いてしまった後の色移りは?
結論: 乾燥した後でも、酸素系漂白剤のつけおきを試す価値はあります。ただし、乾く前に対処するときより効果が出にくい場合があります。
アイロンをかけたり、乾燥機にかけたりして完全に乾いてしまった後でも、同じ手順(酸素系漂白剤のつけおき)を試すこと自体はできます。ただし、時間が経つほど染料が繊維に定着しやすくなると考えられているため、洗濯直後に気づいた場合と比べて、色が抜けにくいことがあります。
何度か試しても色が残る場合は、無理に漂白剤の量や時間を増やさず、宅配クリーニングでの染み抜き相談に切り替えるほうが、生地を傷めずに済みます。
よくある質問
Q1. 酸素系漂白剤と塩素系漂白剤、どちらを先に試すべきですか?
色柄物なら酸素系漂白剤から試してください。塩素系漂白剤は色柄部分の色まで抜いてしまうため、真っ白な無地のパーツ以外には使えません。
Q2. 漂白剤を使うと、装飾のビジューやスパンコールが傷みませんか?
接着剤で留められた装飾は、つけおきで剥がれる可能性があります。装飾が多い服は自宅での漂白を避け、宅配クリーニングに相談するほうが安全です。
Q3. お湯の温度が50℃より低いとどうなりますか?
酸素系漂白剤は温度が低いと効果が弱まる性質があります。ただし高すぎるお湯は生地を傷める可能性があるので、50℃前後を目安にしてください。
Q4. 色移りを繰り返さないためには?
色移りしやすい組み合わせ(白×黒、白×ピンクなど)は、次から分けて洗うのが確実です。予防の手順は地雷系・量産型・ロリータ服の洗濯方法にまとめています。
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まとめ
- 色移りは乾く前のほうが対処しやすいとされています。気づいたらすぐに対応してください
- 色柄物には酸素系漂白剤。50℃前後のお湯に溶かし、10分〜2時間つけおきします
- 真っ白な無地の服には塩素系漂白剤という選択肢もありますが、色柄部分には使えません
- ウール・シルクには粉末の酸素系漂白剤が使えません。洗濯表示を必ず確認してください
- 乾いた後でも試す価値はありますが、効果が出にくいことがあります。無理をせずクリーニングも検討してください
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参考・出典
※ 漂白剤の使用方法・つけおき時間は製品によって異なります。必ず製品パッケージの表示に従ってください。
※ 洗濯表示を優先し、表示に「漂白不可」がある場合は使用しないでください。
※ 仕上がりは素材・染料・時間経過により変わります。すべてのケースで色が落ちることを保証するものではありません。
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