レース・フリルの 毛玉取りと アイロンの かけ方|服を 傷めない ケア道具と 温度の 目安

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着るたびに袖口の毛玉が増えたり、フリルがぺたんこになったりして困っていませんか?この記事では、レース・フリル服を傷めない毛玉の取り方と、アイロン・スチーマーのかけ方を紹介します。洗い方をお探しの方は素材別の洗濯方法ガイドをご覧ください。
レース・フリルが傷む2大原因
デリケートな服を傷める原因は「摩擦による毛玉」と「高すぎるアイロン温度」の2つです。毛玉は正しい道具で取り、アイロンは洗濯表示の温度上限を守れば、どちらも防げます。
毛玉の正体は、摩擦で生地の表面に立った毛羽(けば)が絡まって丸まったものです。着用中の脇や袖の内側のこすれ・リュックやカバンとのこすれ・洗濯中の衣類同士のこすれなど、日常のあらゆる摩擦が毛玉の原因になります。ニット×レース切替の袖口や脇は、特に摩擦が集中しやすい場所です。
もうひとつの大敵が熱です。レースやフリルに多いポリエステル・ナイロンは熱に弱く、温度の高いアイロンを直接当てると、テカリや生地の縮み・溶けにつながります。
毛玉の取り方|素材を傷めない方法
毛玉はつまんで引っ張らず、ガード付きの電動毛玉取り器か毛玉取りブラシで少しずつ取ります。数個だけなら小ばさみで毛玉だけをカット。薄いレースにカミソリは使いません。
電動毛玉取り器の使い方
広い範囲に毛玉が出ているときは、電動毛玉取り器がいちばん手早い方法です。コツは力を入れないことです。本体をくるくるとなでるように軽く滑らせるだけで、内蔵の刃が毛玉をカットして吸い込みます。かける前に生地を平らに置いて、たるみをなくしておくと安全です。
デリケートな服に使うときは、刃と生地の間に距離をつくる「風合いガード」付きのモデルを選びます。毛足を残す長さを調節できるので、ニットのふんわり感を保ったまま毛玉だけを取れます。
※ 価格・在庫は2026年7月〜10月時点の情報です。
コンセント式でパワーが落ちない大型6枚刃の毛玉取り器。風合いガードは5段階調節でき、毛足を残しながらカットできるので、ニット×レース切替の服のケアに向いています。
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コンセント式でパワーが落ちない大型6枚刃の毛玉取り器。風合いガードは5段階調節でき、毛足を残しながらカットできるので、ニット×レース切替の服のケアに向いています
繊細な素材に使いやすい毛玉取り器
テスコムのほかにも、刃の当たり方を素材に合わせて変えられる毛玉取り器があります。レースやフリルの近くに使うなら、刃と生地のすき間を調整できるかと、弱めのモードがあるかで選ぶと失敗しにくいです。
ガードの高さを変えられるのがティファール、強さを3段階で切り替えられるのがパナソニックです。イズミはやさしいモードとガード用のリングを組み合わせて使えます。
風合いガードの高さをHIGH〜LOWで調整できる毛玉取り器。直径52mmのステンレスメッシュと3枚刃で、袖や身ごろの広い範囲を手早くケアできます。USB充電式で、ケーブルをつないだままでも使えます。
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風合いガードの高さをHIGH〜LOWで調整できる毛玉取り器。直径52mmのステンレスメッシュと3枚刃で、袖や身ごろの広い範囲を手早くケアできます。USB充電式で、ケーブルをつないだままでも使えます
毛玉の程度や素材に合わせて、強さを3段階で切り替えられる毛玉クリーナー。力を入れてもへこみにくいネットを使っています。174gの手のひらサイズなので、袖口など細かい場所にも当てやすいです。
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毛玉の程度や素材に合わせて、強さを3段階で切り替えられる毛玉クリーナー。力を入れてもへこみにくいネットを使っています。174gの手のひらサイズなので、袖口など細かい場所にも当てやすいです
やさしく整えるCareモードと、がんこな毛玉向けのPowerモードを切り替えられる毛玉取り器。刃と生地のすき間をつくる「ふわふわリング」が2種類付いていて、毛足の長さに合わせて付け替えられます。
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やさしく整えるCareモードと、がんこな毛玉向けのPowerモードを切り替えられる毛玉取り器。刃と生地のすき間をつくる「ふわふわリング」が2種類付いていて、毛足の長さに合わせて付け替えられます
はさみ・ブラシでの取り方
電動を当てにくい場所や、毛羽立ちの多いふわふわした素材には、毛玉取りブラシが向いています。ブラシの先端で毛玉を優しく引っ掛け、なでるようにかけます。生地の同じ場所を何度もこすらないのがポイントです。安く試したいなら、100円ショップの毛玉取りブラシから始めてもかまいません。
毛玉が数個だけなら、眉用などの小さいはさみで毛玉をつまみ、根元を切る方法もあります。ただし生地ごと切って穴を開けやすいので、広い範囲はブラシか電動に任せます。薄いレースやチュールにカミソリを滑らせると一瞬で切れるので、使わないでください。
注意毛玉を手でつまんで引っ張るのもNGです。毛玉には生地の繊維がつながっているので、つまんで引っ張ると生地が傷みます。
ブラシ職人がつくる日本製の毛玉取りブラシ。なでるだけで毛玉をからめ取れるので、電動を当てにくい装飾まわりや編み目の粗いニットに使いやすいです。
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ブラシ職人がつくる日本製の毛玉取りブラシ。なでるだけで毛玉をからめ取れるので、電動を当てにくい装飾まわりや編み目の粗いニットに使いやすいです
ブラシをもう1本持つなら、猪毛を使ったコジットの毛玉取りブラシもあります。服を平らに広げて片手で押さえ、編み目に沿って同じ方向へ軽くなでて使います。毛先に毛玉を引っかけたら、軽くひねるように動かすと取れます。
猪毛を使った毛玉取りブラシ。毛先が傘のような形で毛玉を引っかけやすく、繊維を傷めにくいつくりです。ブラシにたまった毛くずをかき出す専用クリーナーが付いています。
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猪毛を使った毛玉取りブラシ。毛先が傘のような形で毛玉を引っかけやすく、繊維を傷めにくいつくりです。ブラシにたまった毛くずをかき出す専用クリーナーが付いています
袖口・ニット×レース切替部分のケア
地雷系・量産型のワンピースに多い「ニットの袖+レースの切替」は、毛玉ケアでいちばん気をつかう部分です。次の順番で進めると失敗しにくいです。
Step 1: ニット部分は電動毛玉取り器で
袖口や脇など毛玉の多いニット部分に、風合いガードを付けた電動毛玉取り器を軽く滑らせます。
Step 2: 切替の境目は手で押さえて
レースとの境目に近づいたら、レース側を指で押さえて刃が触れないようにガードしながら、ニット側だけに当てます。
Step 3: レース部分はブラシで
レースそのものの毛羽立ちは電動ではなく、毛玉取りブラシで表面を軽くなでて整えます。
毛玉を防ぐ習慣
「裏返してネットに入れて洗う」「同じ服の連続着用を避ける」「脱いだらブラッシング」の3つで、毛玉の発生はかなり抑えられます。
- 裏返してネットに入れて洗う: 洗濯中の衣類同士のこすれが毛玉の大きな原因です。裏返してネットに入れると、表面のこすれを減らせます
- 同じ服を続けて着ない: 繊維は着用のたびに摩擦のダメージを受けます。日をあけて休ませながら着ると、毛玉のできるペースが変わります
- 脱いだらブラッシング: 洋服ブラシで毛並みを整えると、絡まりかけた毛羽がほどけて毛玉になる前にリセットできます
補足クローゼットに服を詰め込みすぎるのも、出し入れのたびに摩擦が起きる原因になります。しまい方をお探しの方はフリル服の収納ガイドをご覧ください。
白馬毛×導電繊維で、静電気を抑えながらホコリを落とせる日本製の洋服ブラシ。片手で扱いやすい小さめサイズで、脱いだあとの1分ブラッシング習慣にちょうどよいです。
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白馬毛×導電繊維で、静電気を抑えながらホコリを落とせる日本製の洋服ブラシ。片手で扱いやすい小さめサイズで、脱いだあとの1分ブラッシング習慣にちょうどよいです
レース・フリルのアイロンのかけ方
アイロンは「低温スタート+当て布+裏から」が基本です。温度の上限は洗濯表示のアイロンマークの点の数で決まります。
素材別の温度早見表(洗濯表示の見方)
アイロンをかける前に、必ず服のタグでアイロンマークを確認します。マークの中の点の数が、かけられる温度の上限です。
| 表示 | 温度の上限 | 主な素材の目安 |
|---|---|---|
| アイロンマーク+点3つ | 底面温度210℃まで | 綿・麻 |
| アイロンマーク+点2つ | 底面温度160℃まで | ポリエステル・ナイロン・ウール・シルク・レーヨン |
| アイロンマーク+点1つ | 底面温度120℃まで | アクリル・アセテート・ポリウレタン |
| アイロンマークに× | アイロンはかけられません | — |
レース・フリル服に多いポリエステルやナイロンは中温(点2つ)までかけられる場合が多いですが、装飾の多い服は表示の上限より低い温度から始めて、様子を見ながら上げるほうが安全です。
補足古い洗濯表示では、アイロンマークの下に波線(〜)が付いていることがあります。これは「当て布が必要」のサインです。
当て布のやり方

当て布は、アイロンの熱を生地に直接当てないための1枚です。ポリエステル・ウール・シルク・レーヨンなど熱に弱い繊維は、直接アイロンを当てるとテカリや伸びの原因になるため、当て布でガードします。色の濃い服もテカリが出やすいので、当て布をしてかけます。
Step 1: 布を用意する
綿100%の薄手で白か淡い色のハンカチ・手ぬぐいが定番です。市販のメッシュタイプの当て布なら、かけている場所が透けて見えるので初めての方に向いています。
Step 2: 服の上にかぶせてかける
アイロン台に服を置き、シワの部分に当て布をかぶせ、その上からアイロンをかけます。レースは表から強くかけると模様が潰れるので、裏返して裏側からかけるときれいに仕上がります。
Step 3: 区切りごとに外して確認する
ワンブロックかけ終わるたびに当て布を外し、シワの伸び具合とテカリが出ていないかを確認します。
かけている場所が透けて見えるメッシュタイプの当て布。テカリ・アタリを防ぎながら、レースの模様やフリルの位置を確認しつつアイロンをかけられます。
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かけている場所が透けて見えるメッシュタイプの当て布。テカリ・アタリを防ぎながら、レースの模様やフリルの位置を確認しつつアイロンをかけられます
フリル・ギャザーを立体的に仕上げるコツ
フリルにアイロンを上から押し付けると、ふんわりした立体感ごとぺたんこにプレスされてしまいます。フリルは「伸ばす」より「起こす」イメージでケアします。
- アイロンの先端だけを使う: フリルの根元から外側へ、先端で1ひだずつ滑らせます。面全体で押さえないのがコツです
- スチームで浮かせる: アイロンを生地から少し浮かせてスチームを当て、蒸気でシワをゆるめてから、指でひだをつまんで形を整えます
- ギャザーの根元は避ける: 縫い縮めてある部分に強く当てると、ギャザーの寄りが崩れます。根元はスチームだけにして、すそ側だけ軽くかけます
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衣類スチーマーという選択肢
装飾の多い服には、ハンガーに掛けたまま使える衣類スチーマーがいちばん安全です。プレスしないのでフリルが潰れず、当て方は「端を軽く引っ張りながら、ゆっくりスチームを当てる」だけです。
アイロン台の上で平らにできないフリルワンピースやレースブラウスは、そもそもアイロンがかけにくい服です。衣類スチーマーなら、ハンガーに掛けたままシワを取れます。
- 衣類の端を軽く引っ張りながら当てる: 片手で服のすそや袖口を軽く引き、生地を張った状態でスチームをゆっくり当てます。引っ張れていないとシワが取れにくくなります
- 素材によって「当てる」「浮かす」を使い分ける: 綿などしっかり仕上げたい素材はアイロン面を当てて滑らせ、デリケートな素材は1cmほど浮かせてスチームだけを当てます
- 動かす速さも素材に合わせる: 綿・麻はゆっくり(10cmを約3秒)、ポリエステルやレーヨンは素早く(10cmを約1秒)が目安です。レーヨンに長時間スチームを当てると縮むおそれがあります
注意洗濯表示が「アイロン×」の服には、衣類スチーマーも使えません。かける前に必ずタグをチェックしてください。
フリルを復活させたいときは、浮かせてスチームを当てたあと、蒸気が冷めないうちに指でひだを整えるのがコツです。
ハンガーに掛けたまま使えて、アイロン台でのプレス仕上げもできる2WAYタイプ。3段階の温度調節に対応しているので、デリケートな服には低温を選べます。
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ハンガーに掛けたまま使えて、アイロン台でのプレス仕上げもできる2WAYタイプ。3段階の温度調節に対応しているので、デリケートな服には低温を選べます
温度を選べる衣類スチーマー
衣類スチーマーを選ぶときは、温度を切り替えられるかを確かめておくと安心です。レース・フリル服に多いポリエステルやナイロンは、低めの温度から始めるのが基本だからです。日立は低温が約110℃なので、洗濯表示の点1つ(120℃まで)の服にも低い設定から始められます。
スチームの温度を低(約110℃)・中(約140℃)・高(約170℃)の3段階で選べる衣類スチーマー。低温スチームは約20秒で立ち上がります。衣類をはさむプレスアタッチメントが付いていて、えりやすそだけを整えたいときにも使えます。
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スチームの温度を低(約110℃)・中(約140℃)・高(約170℃)の3段階で選べる衣類スチーマー。低温スチームは約20秒で立ち上がります。衣類をはさむプレスアタッチメントが付いていて、えりやすそだけを整えたいときにも使えます
そろえておきたいケア道具まとめ
最初にそろえるなら「電動毛玉取り器+当て布」の2つ。ブラシ2本とスチーマーは、お気に入りの服が増えてきたら足していくのがおすすめです。
道具ごとの使う場面と価格の目安は次のとおりです。
| 道具 | 使う場面 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 電動毛玉取り器 | 広い範囲の毛玉を一気にケア | 2,000〜5,000円前後 |
| 毛玉取りブラシ | 装飾まわり・ふわふわ素材の毛玉 | 1,000〜3,000円台 |
| 洋服ブラシ | 脱いだあとの毛玉予防ブラッシング | 2,000〜4,000円台 |
| 当て布(メッシュ) | アイロンのテカリ・潰れ防止 | 500〜700円前後 |
| 衣類スチーマー | フリル服のシワ取り・形の復活 | 3,500〜14,000円前後 |
シワとぺたんこフリルだけが悩みなら、手持ちのアイロンに当て布を足すだけでも始められます。
よくある質問
Q. アイロンでテカリが出てしまいました。直せますか?
A. テカリは熱と圧力で繊維が押し潰された状態なので、完全に元へ戻すのは難しいです。軽いテカリなら、生地から浮かせてスチームをたっぷり当て、繊維を起こすと目立ちにくくなることがあります。ウールや色の濃い服は当て布で予防するのが第一です。
Q. 洗濯表示が「アイロン×」の服のシワはどうすればいいですか?
A. 無理に熱を当てず、ハンガーに掛けて数日置いてもシワが戻らない場合は、クリーニング店に相談するのが安全です。
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まずは服のタグでアイロンマークの点の数をチェックしましょう。毛玉が気になるならガード付きの毛玉取り器から、シワが気になるなら当て布から用意すると始めやすいです。
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参考・出典
※ サイズ情報・着用レビューは個人の感想です。購入前に必ず公式サイトをご確認ください。
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